漁業が盛んな高知県土佐清水市では、現地でとれた魚を原料とした「宗田節」が名物になっています。本記事では、宗田節と鰹節の違いや、おすすめの「卵かけご飯専用宗田節」を紹介します。
宗田節と鰹節の違いは?
宗田節と鰹節の違いは、原料となる魚の種類が違います。宗田節は、スズキ目サバ科ソウダガツオ属に分類される「マルソウダ」という魚が原料になっています。宗田節の産地である高知県土佐清水市では、マルソウダのことを通称「メジカ」と呼ぶことがあります。そのため、宗田節のことを現地では「メジカ節」とも言います。
一方、鰹節は、スズキ目サバ科カツオ属に分類される「カツオ」が原料になっています。宗田節の原料であるマルソウダと、鰹節の原料であるカツオは、どちらもサバの仲間ですが、別属の魚なのでそれぞれの見た目が大きく違います。
Sponsored Links
カツオは大きいもので体長1mを超えるほどの大型種です。それに比べてマルソウダは体長50㎝前後の中型種です。カツオは腹部に縞模様が出るのが特徴ですが、マルソウダの腹部には縞模様が出ないので区別できます。
宗田節は鰹節よりも旨味と香りが強く、宗田節でとった出汁は、濃厚でコクのある魚の風味を感じさせてくれます。そのため、昔から宗田節はプロの料理人に愛用されています。
絶品!「卵かけご飯専用宗田節」
こちらの商品は、高知県土佐清水市で宗田節の製造・販売を行う「新谷商店」が手掛けた「卵かけご飯専用宗田節」です。
旨味と香りが強い宗田節の中でも、特にコクがあって質の良い寒メヂカのみを使用し、卵かけご飯専用に削った、口当たり軽やかな削り節になっています。
Sponsored Links
<宗田節卵かけご飯の食べ方>
① 器にご飯を盛り、ご飯の上全体に宗田節をのせます。
② ご飯の中央をくぼませて、そこに卵黄をのせます。
③ 最後に醤油をかけたら宗田節卵かけご飯の完成です。
まずは、ご自宅にある鰹節を宗田節の代わりに使って以上の内容の卵かけご飯の食べ方を試してみてください。鰹節の卵かけご飯でも美味しいのですが、宗田節を使った卵かけご飯は旨味と香りが強く、比べものにならないくらい美味しいです。宗田節卵かけご飯は、日本人に生まれてきて良かったと心から思えるほどの、驚異的な美味しさです。
新谷商店「卵かけご飯専用宗田節」
Sponsored Links