徳島県のご当地グルメの「竹ちくわ」は、竹の周りに魚肉のすり身を巻きつけて焼いたもので、竹付きの状態で販売されています。本記事では、竹ちくわの食べ方と、竹から魚肉部分の外し方について紹介します。
竹ちくわの食べ方
竹ちくわとは、竹の周囲に魚肉のすり身を巻き付けて焼いたちくわで、徳島県の小松島市や鳴門市、徳島市などで製造されているご当地グルメです。
竹ちくわの歴史は古く、平安時代以前から小松島で食べられていたとされています。平安時代末期(1185年)に起こった屋島の戦いで、小松島に上陸した源義経の軍勢が、地元の漁師たちが食べていた竹ちくわを所望して、その味を称賛したという言い伝えが残っています。
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もともと竹ちくわは、小松島の漁師たちが仕事の合間に食べる漁師飯でした。とりたての小魚の身を練り合わせて、竹の周りに巻き付けて焼いたものを、そのまま骨付き肉を食べるように、かぶりつくのが本来の食べ方です。
竹ちくわの両端を持って、そのままかぶりつくと、竹の香りと魚の旨味の両方を味わることができます。竹ちくわはそのまま食べても美味しいですが、徳島県の特産品のすだちを絞りかけるとさらに美味しくいただけます。
竹ちくわの食べ方は、お好みですだち醤油をつけて食べても良いですし、マヨネーズに七味唐辛子を混ぜたものをつけても美味しいです。フライパンで竹ちくわを軽く炙ってから食べると、魚肉のすり身がプリプリ食感になるのでおすすめです。
竹ちくわの外し方
竹ちくわは、竹付きのままかぶりつく食べ方がおすすめですが、竹を抜き取って食べたいという方のために、ここでは竹ちくわの外し方を紹介します。
竹ちくわの外し方は、まず初めに竹ちくわをまな板の上で縦にします。次に竹ちくわの魚肉の上の部分を両手で持って下方向に押します。魚肉の部分が半分くらいズレて竹から剥がれたら、竹ちくわを逆さまにして、再び両手で魚肉の部分を下方向に押して、残り半分を剥がしていきます。
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竹ちくわは、身が竹にしっかりと密着しているので、魚肉の部分を半分ずつ剥がしていくのが、きれいに外すためのポイントです。このような外し方をしてから、包丁で身を食べやすい大きさに切って、すだち醤油などにつけて食べると良いでしょう。
竹ちくわ
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