世界初の抹茶アイスが、和歌山県のご当地グルメ「グリーンソフト」だということを皆さんはご存じだろうか。本記事では、和歌山市の老舗お茶屋「玉林園」が手掛けたグリーンソフトの開発のヒントになったものや、グリーンソフトはどこで売ってるのかについて紹介します。
世界初の抹茶アイスがなぜ和歌山?
和歌山県の特産品と言えば、全国1位の生産量を誇る、みかんが真っ先に思い浮かぶのですが、和歌山県にお茶のイメージはあまりありません。それもそのはず、和歌山県のお茶の生産量は18トンほどで、これは全国生産量の約0.02%でしかないのです。
そんな和歌山県でなぜ世界初となる抹茶アイス「グリーンソフト」が誕生したのだろうか。グリーンソフトは、1854年創業の老舗お茶屋「玉林園」が、まだソフトクリーム自体も珍しかった1958年に開発したものです。
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玉林園では、暑い夏の時期は麦茶ばかり売れて、茶葉の売れ行きが滞ってしまったことを懸念し、当時の社長が海外の抹茶ラテをヒントに、緑茶の粉末をソフトクリームに混ぜるこを思い付いたそうです。グリーンソフトの誕生秘話の詳しい内容は、こちらのサイトに掲載されているので是非ご覧ください。(日商 Assist Biz:こうしてヒット商品は生まれた! グリーンソフト)
玉林園では、和歌山市内の幼稚園や保育園に通う子供たちを対象に、グリーンソフトを無料でプレゼントする企画を毎年行っています。これが和歌山県民のソウルフードとして「グリーンソフト」が定着した理由の1つになっています。
グリーンソフトはどこで売ってる?
グリーンソフトはどこで売ってるかというと、玉林園が和歌山県内だけに展開するローカルチェーン店「グリーンコーナー」でグリーンソフトを販売しています。和歌山県内のスーパーやコンビニでも売っている店舗が多いです。
和歌山県以外では、隣接する都道府県のスーパーやコンビニ、都心部にあるアンテナショップなどでグリーンソフトを取り扱っている店舗があるという情報がネット上で見掛けることがあります。しかし、古い情報ばかりで現在の状況は不確かなものが多いので、具体的にどこで売ってるとはっきりと言うことはできません。
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コンビニでは、ナチュラルローソンでグリーンソフトを扱っている店舗があるということが、ナチュラルローソンブログで掲載されています。(ナチュラルローソンブログ:レトロかわいいグリーンソフト)通常のローソンではなく、ナチュラルローソンは、100%天然植物原料のものや、国産原料、無添加食品などを多数扱っています。実はグリーンソフトも無添加・無着色の体に優しい食品です。もしかするとお近くのナチュラルローソンで、グリーンソフトを売っている店舗があるかもしれないので探してみてはいかがでしょうか。
ネット上では、セブンイレブンでもファミリーマートでも、グリーンソフトを買ったという情報があるのですが、ナチュラルローソンと同様に地域や店舗によって、グリーンソフトを扱っていないこともあります。
グリーンソフトがお近くの店舗には無く、どこで売ってるのか分からないという場合は、Amazonなどの通販でも販売されているので、ご利用になると良いでしょう。
グリーンソフト
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