牛乳瓶の中に新鮮な海鮮物を埋め込んだ、岩手県宮古市発祥のご当地グルメ「瓶ドン」。海産物はどうしても旬の時期が気になるところですが、宮古の瓶ドンはどのように提供されているのでしょうか。本記事では、宮古名物の瓶ドンの特徴や魅力について紹介します。記事の後半では、めかぶのヌルヌル感が苦手という方でも楽しめる、めかぶなし瓶ドンを紹介していますので、合わせてご覧ください。
宮古の「瓶ドン」とは?
「瓶ドン」とは、牛乳瓶に新鮮な海産物を詰め込んだもので、岩手県宮古市で生まれたご当地グルメです。瓶の中からウニやイクラなどの海産物を取り出し、ご飯の上にのせて自分好みの海鮮丼を作るという体験型のご当地丼になります。
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もともと岩手県沿岸では、獲れたてのウニを殺菌処理をした海水とともに牛乳瓶に入れて保存する習慣があります。この瓶ウニをヒントに考案されてたのが瓶ドンです。
宮古の「瓶ドン」ウニやイクラの旬の時期は?
一口に瓶ドンと言っても、牛乳瓶に詰まっている海産物の種類は、提供する店舗によって様々です。宮古市内には、瓶ドンを提供するお店が10店舗以上あり、イクラやウニ、めかぶの他にも、ホタテ、タラ、タコ、マグロ、紅ズワイガニ、ヤリイカ、カンパチなど、店舗ごとに提供する食材が異なります。
宮古市で養殖された「宮古トラウトサーモン」が入っている瓶ドンもあったり、海産物の入った瓶の中に卵黄を加えて混ぜ合わせてからご飯の上にのせるというスタイルのお店もあり、店舗ごとに様々な瓶ドンが楽しめます。
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宮古市内で瓶ドンを提供している店舗の情報は、宮古観光文化交流協会公式サイトで確認できます。各店舗が提供する瓶ドンにどんな食材が入っているかも確認できるので、気になる方は是非ご覧ください。(宮古観光文化交流協会公式サイト 瓶ドンを食べてみよう)
宮古の瓶ドンは、旬の食材を牛乳瓶に入れて提供しているので、いつの時期でも美味しくいただけます。たとえば、三陸の生ウニの旬の時期は4月下旬頃から8月までです。また、イラクの旬の時期は9月から12月頃になります。そして、三陸の生めかぶは、3月から4月の1ヶ月間が最も美味しい時期と言われています。
旬の時期のめかぶは非常に美味しいですが、人によってはめかぶのヌルヌルした食感が苦手という方もいらっしゃいます。そんな方のために、めかぶなしの瓶ドンも販売されています。
宮古の「瓶ドン」
宮古の「瓶ドン(めかぶなし)」
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