静岡県民のソウルフード「静岡おでん」のつゆは、通常のおでんよりも黒いのが特徴です。それでは、静岡おでんはなぜ黒いのでしょうか。静岡おでんが黒い理由は、黒はんぺんと関係があるのでしょうか。本記事では、静岡おでんの特徴について紹介します。
静岡おでんはなぜ黒い?黒い理由は黒はんぺん?
通常のおでんのつゆは、薄口醬油を使っていることが多いですが、静岡おでんのつゆは濃口醤油を使用しているので、通常のおでんよりも黒いのが特徴です。
さらに、焼き鳥屋やうなぎのかば焼き屋などのタレのように、静岡おでんはつゆを代々継ぎ足しで使っているので、どんどん濃縮されて黒くなっていきます。
静岡おでんのつゆがなぜ黒いかという主な理由は、濃口醬油のつゆを継ぎ足し使っているからですが、黒はんぺんが使われていることも、静岡おでんが黒い理由の1つになります。黒はんぺんが黒いのは、原料にイワシやサバを使用しているからです。
黒はんぺんはイワシやサバを骨ごとすり潰しているので、黒はんぺんを煮込んでいるということは、毎回魚介系の出し汁をとっているようなものです。このつゆが代々継ぎ足されているので、魚の旨味がたっぷり入った黒いつゆが出来上がるというわけです。
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静岡おでんの特徴は?
● つゆが黒い
● 黒はんぺんを使っている
● 具材が串に刺さっている
● 青のりや魚のだし粉をかけて食べる
簡潔に言うと、以上の内容が静岡おでんの特徴になります。静岡おでんのつゆは、濃口醬油ベースの味付けで継ぎ足して使っているので黒いつゆになっています。
具材は、焼津などの静岡中部独特の黒はんぺんを使用し、牛すじや大根、卵などの全ての具材が串に刺さっています。(最近は大根や卵などの具材は串にささっていないこともあります。)静岡では昔、駄菓子屋さんでおでんが販売されていて、おやつ代わりにおでんを食べていたので、具材を1本1本串に刺して持ちやすくしていました。
静岡おでんを食べる時は、具材に青のりや魚のだし粉をかけて食べるという特徴があります。黒いつゆの静岡おでんは見た目が濃いですが、食べてみると意外とあっさりしています。静岡おでんの通販もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
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地元に根付いたお惣菜屋さんの静岡おでん
こちらの商品は、静岡県静岡市に本社を置く、弁当・惣菜販売の「天神屋」が提供している「しずおか名物 天神屋のしぞ~かおでん」です。
「天神屋のしぞ~かおでん」は、これぞ静岡おでんと言える地元に根付いた間違いのない味です。具材は、黒はんぺん、卵、大根、ごぼう巻き、こんにゃく、ガツ、肉だんご、イカ姿あげ、こんぶ、の全9種類で、ボリュームたっぷりな静岡おでんを味わえます。
本場の焼津黒はんぺん
こちらの商品は、焼津小川港で水揚げされたイワシやサバを原料に使用した黒はんぺんです。冷凍せずに生のまま届けてくれるので、地元の味そのままをご堪能いただけます。
黒はんぺんは、原料にイワシやサバの青魚を使っているので、黒はんぺんを食べ慣れていない方は、最初は少しだけ生臭く感じるかもしれませんが、食べ慣れていくとやみつきの味になります。
黒はんぺんは、ワサビ醤油をつけてそのまま食べても良いですし、炒め物の具材として使っても良いです。黒はんぺんに小麦粉、卵、生パン粉の順に衣をつけて、油で揚げても美味しくいただけます。
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