ブロッコリーとカリフラワーは、どちらもキャベツの一種を品種改良したもので、一般的に蕾と茎の部分を食べる野菜です。これらの野菜は、太い茎から枝分けれした先に無数の小さな蕾が密集しているのが特徴です。その周辺や裏側にホコリや汚れ、小さな虫などが付着していることがよくあります。本記事では、カリフラワーとブロッコリーの洗い方について紹介します。
カリフラワーとブロッコリーの隙間には…
スーパーなどに並んでいるカリフラワーとブロッコリーに、虫が付着しているということはあまりないと思いますが、直売所などで販売されている野菜は、収穫したばかりの新鮮な野菜が売られているので、多少はホコリや汚れが付着していることもあります。
趣味の家庭菜園で栽培したブロッコリーを包丁で切ってみると、ブロッコリーの裏側にビッシリとアブラムシがしがみついているのを見たことがあります。カリフラワーの場合は、ブロッコリーよりも蕾が隙間なく密集しているので、虫が入り込んでいることよりも、チリやホコリが付着していることが多いです。
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カリフラワーとブロッコリーの洗い方
お酢の入った水に20分ほど浸けてから水洗いする。
カリフラワーとブロッコリーは形状が似ているので、効果的な洗い方も同じです。まずはボウルに水を入れて、そこに大さじ1杯程度のお酢を入れます。お酢の入った水に、切る前のカリフラワーまたはブロッコリーを、蕾が下で茎が上になるように20分ほど浸けます。
20分ほど浸け置きしたら、そのままお酢の入った水の中で野菜を揺すって汚れを落とします。最後に野菜を流水で水洗いして洗い方は完了です。お酢の入った水の中に野菜を浸けることで虫退治ができ、野菜を揺すったり水洗いすることでチリやホコリが落とせます。
可能であれば、切る前のカリフラワーとブロッコリーをまるごと逆さまにして、お酢の入った水に浸けるのがベストです。切った後の野菜を水に浸けると、切り口から水溶性のビタミンが流れ出てしまうので、できることなら洗う時は、長時間切り口を水に浸けない方が望ましい。
切った後のカリフラワーとブロッコリーを洗う場合は、栄養が流れ出てる可能性はありますが、ジッパー付きのビニール袋にお酢と水を入れて、その中に野菜を20分ほど浸け置きし、その後流水で洗います。
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熱湯消毒は5分以上なのに、野菜の茹で時間はたったの3分…
食品用の容器を熱湯消毒するためには、瓶などの容器を100℃の熱湯に5分以上浸ける必要があります。また、熱湯消毒は10分以上浸け置きと紹介している情報も見かけることがあります。
カリフラワーとブロッコリーの茹で時間は、およそ3分程度です。急いで料理している時は、お湯が100℃になる前に野菜を入れていることも有り得るので、実際にはもっと短い時間の可能性もあります。
茹でれば熱湯消毒できるから大丈夫と思っていたら、実は消毒できていないのかもしれません。特にカリフラワーやブロッコリーのように、なかなか汚れが落ちにくい野菜の場合は、洗い方を気を付けるようにしましょう。
カリフラワー
ブロッコリーライス
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