「ザクロ酢」の材料は、ザクロとお酢とハチミツだけです。ザクロさえ準備できれば、その他はご家庭にある材料で簡単に作ることができます。本記事ではザクロ酢の作り方と、飲み方や料理の使い方について紹介します。
ザクロ酢とは?
ザクロ酢とは、ザクロを発酵させて作る果実酢の一種で、ビタミンC、クエン酸、カリウム、各種ポリフェノールなどが豊富に含まれているのが特徴です。韓国では「紅酢(ホンチョ)」という名前で親しまれています。
ザクロ酢は、お酢の中にザクロを入れて発酵したものを、水や炭酸水などで割って飲むのが一般的な飲み方です。お酢を使った飲み物ですが、意外とマイルドで飲みやすい。
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ザクロ酢の作り方
<材料>
ザクロ・・・2個
リンゴ酢・・・750ml
ハチミツ・・・500g
①ザクロを洗い、切れ目を入れて、実を傷付けないように取り出します。
②実の周りの皮やゴミを取り除いてから、しっかり水気を拭き取ります。
③お酢にザクロの実とハチミツを入れます。
④2週間ほど漬け込んだら、実を取り出して完成です。
保存方法:要冷蔵
ザクロなどの果実にも酢酸菌は存在していますが、実は、お酢自体が酢酸菌の発酵で作られた発酵調味料です。
漬け終わったザクロの実は捨てずに、ザクロジャムやソースなどにする使い方もできます。
使用するお酢は、リンゴ酢、穀物酢、黒酢など、どれでも良いのですが、リンゴ酢が最も飲みやすかったので、こちらではリンゴ酢を紹介しています。
今回は、買ってきたリンゴ酢の瓶に、直接ザクロの実とハチミツを入れましたが、お好みの瓶を使用する場合は、煮沸消毒した瓶を使うようにしてください。
2週間ほど漬け込んだ後のザクロの実を取り出す作業は、網目の細かいザルを使って行うと簡単です。
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ザクロ酢の飲み方と使い方
ザクロ酢の基本的な飲み方は、ザクロ酢1:水(または炭酸水)3の割合で割る飲み方が一般的です。割る比率はご自身が飲みやすい割合で良いです。
水や炭酸水以外でも、牛乳や豆乳、オレンジジュースなどで割っても美味しくいただけます。ただし、空腹時にザクロ酢を飲むと、胃を荒らしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
ザクロ酢を飲むだけでなく、ヨーグルトにかけて食べたり、サラダのドレッシングに使ったりと、レシピ次第でいろいろな使い方ができます。
炒め物などで通常のお酢の代わりにザクロ酢を使うと深みのある味わいになるのですが、加熱調理することでザクロ酢に含まれるビタミンCが損なわれてしまうことも知っておきましょう。
お酢の加熱については、こちらの記事をご覧ください。
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