福島県郡山市のご当地パン「クリームボックス」は、厚切り食パンに白いクリームを塗っているのが特徴です。それでは、クリームボックスには何のクリームが塗られているのでしょうか。本記事では、クリームボックスのクリームの原料について紹介します。記事の後半では、クリームボックスのクリームだけを瓶詰めにした商品も紹介しているので、合わせてご覧ください。
クリームボックスは何のクリームを塗ってるの?
クリームボックスに塗られているクリームの主な原料は生クリームと牛乳です。そこにグラニュー糖などの各種調味料が加わりクリームボックスの白いクリームができています。
因みに生クリームは、搾りたてのミルクから乳脂肪分だけを取り出して濃縮したものです。そして牛乳は、搾りたてのミルクを加熱殺菌したものです。
クリームボックスは、乳製品を原料にした優しい甘さのクリームが、手のひらサイズの厚切り食パンに、たっぷり塗られています。
クリームボックスの発祥について諸説ありますが、一説によると、福島県郡山市の老舗和菓子店「三万石」が運営する「ロミオ」というパン屋さんが1976年(昭和51年)にクリームボックスを考案したとされています。
現在では、郡山市内の多くのパン屋さんでクリームボックスが販売されています。その他にも、郡山市内のスーパー、コンビニ、高校の購買などで、クリームボックスを販売する店舗があり、今では地元にすっかり定着した食べ物になっています。
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クリームボックスは白いクリームだけじゃない
クリームボックスは、白い食パンに白いクリームが塗られているので、見た目が非常にシンプルです。そのため、クリームボックスを提供する各店舗で、様々なアレンジ商品が販売されています。
最もポピュラーなアレンジ商品は、クリームにコーヒーを混ぜたカフェオレ味のクリームボックスです。その他には、チョコクリームを塗ったり、季節の果物を混ぜたイチゴクリームを塗ったり、さらには、クリームボックスにアーモンドなどのナッツ類をトッピングすることもあります。
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クリームボックスのクリームだけも売ってます
クリームボックスは食パンに専用のクリームを塗ったものなので、クリームボックスのクリームさえあれば、ご家庭で手軽に味わうことができます。福島県郡山市の食品会社「まる福」では、「ぬるだけクリームボックス」というクリームボックスのクリームだけの商品を販売しています。
「ぬるだけクリームボックス」は、クリームボックスのクリームだけを瓶詰めにしたもので、商品名の通り食パンにクリームを塗るだけで、郡山市のご当地パンのクリームボックスが楽しめます。食パンに塗るだけでも美味しいですが、オーブントースターで軽く加熱すると香ばしくなり、さらに美味しくいただけます。
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