きりたんぽ鍋のセリの代わりは?具材は7種類が基本

秋田県の郷土料理である「きりたんぽ鍋」は、もともと山仕事をしていた人たちが食べていた鳥鍋が元になっているので、山菜であるセリをきりたんぽ鍋の具材に使います。しかし、セリ特有の香りが苦手という方もいらっしゃると思うので、本記事では、きりたんぽ鍋でセリの代わりになる野菜を紹介します。まずは、秋田名物きりたんぽ鍋に入れる具材の種類から確認していきましょう。

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きりたんぽ鍋の具材は7種類

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一般的に知られているきりたんぽ鍋の具材は、きりたんぽ、鶏肉、ゴボウ、ネギ、舞茸、セリ、しらたきの7種類です。しかし、きりたんぽ鍋の本場の秋田県大館市に伝わる「山田流きりたんぽ鍋」には、以上の7種類の具材の中で使わないものがあります。山田流きりたんぽ鍋では、しらたきを使用しません。その代わりに湯がいた里芋を使います。

山田流きりたんぽ鍋とは、大館市出身で秋田県文化功労者、そして初代秋田三鶏保存会会長でもある故山田定治氏が考案した、比内地鶏(ひないじどり)ときりたんぽを組み合わせた鍋料理です。

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比内地鶏とは、大館市などの秋田県北部・米代川流域(比内地方)で古くから飼育されてきた比内鶏(ひないどり)を元に育種改良したものです。昔から比内鶏はきりたんぽ鍋の具材として使われてきましたが、比内鶏が国の天然記念物に認定されたため、食べられなくなった時期がありました。現在は、比内地鶏が誕生したことで、昔ながらのきりたんぽ鍋が味わえるようになっています。

山田流きりたんぽ鍋の詳しい内容や本場のきりたんぽ鍋の作り方については、「参考資料:秋田県大館市公式ホームページ きりたんぽ鍋の作り方」をご覧ください。こちらでは、きりたんぽをご飯から作るところから詳しく解説しています。

きりたんぽ鍋でセリの代わりになる野菜

秋田名物のきりたんぽ鍋にとって、セリは飾りではなく味の良し悪し左右する重要な具材ですが、時期や地域によっては手に入りにくい食材でもあります。そもそも、セリの味が苦手という方もいらっしゃると思うので、ここでは、きりたんぽ鍋のセリの代わりになる具材をいくつか紹介します。

セリの強い香りと独特の風味が苦手という方は、比較的クセがない三つ葉で代用すると食べやすくなります。三つ葉では物足りないという場合は、パクチーをセリの代わりに使っても良いでしょう。

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三つ葉とパクチーはセリ科の野菜です。そもそもセリ科の野菜特有の香りが苦手という方には、アブラナ科の野菜のクレソンで代用すると食べやすくなります。

ただし、秋田名物のきりたんぽ鍋は、できれは香り高い根付きセリを使った本場の味を一度は試していただきたい。きりたんぽ鍋は、最後に根付きセリを入れることによって味がキリっと引き締まります。

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