千枚漬けの昆布は食べる?日持ちはどのくらい?

「千枚漬け」は、「しば漬け」「すぐき漬け」と並ぶ京都三大漬物の1つの伝統的な京漬物です。千枚漬けには、京野菜の聖護院かぶと共に昆布が漬けられていますが、千枚漬けの昆布は食べるのでしょうか?

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千枚漬けの昆布は食べる?

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千枚漬けを食べ慣れている関西人でしたら、聖護院かぶだけではなく昆布も食べるのは当たり前ですが、千枚漬けを初めて食べる方にとっては、この昆布はどうしたらいいのだろうと戸惑う方もいらっしゃることでしょう。

千枚漬けに入っている昆布は、聖護院かぶの味付けのために使用していますが、もちろん昆布も食べることができます。

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昆布をそのまま食べることもできますが、食べにくい場合は昆布を細切りにして、聖護院かぶと一緒に食べると良いでしょう。

細切りにした昆布は、和え物やサラダに入れても美味しくいただけます。京都の伝統食品は、使用する食材にこだわっていることが多いので、高級昆布を食べずに捨ててしまうのはもったいないです。

千枚漬けの日持ちはどのくらい?

京都の伝統的な千枚漬けの作り方は、薄切りにした聖護院かぶを塩漬けして乳酸発酵させる下漬け行程をしてから、聖護院かぶを昆布とみりんで漬け込む本漬けを行います。しかし、現在では、薄切りにした聖護院かぶを昆布や唐辛子と一緒に酢漬けにしたものが主流になっているので、従来の漬物よりも日持ちしない傾向があります。

千枚漬けは一般的な漬物とは違い、長期保存を目的とした食品ではなく、京都の美的感覚を活かした繊細で風情のある漬物なのです。

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千枚漬けの日持ちはどのくらいかについては、購入した千枚漬けの賞味期限をご確認いただければ良いと思いますが、千枚漬けを冷蔵庫で保存した場合、大抵の商品は1週間程度日持ちします。

千枚漬けの原料となる聖護院かぶの旬の時期が冬なので、千枚漬けは寒い季節の代表的な京漬物ですが、最近では大根を千枚漬けにした商品もあるので、夏でも楽しめるようになっています。

千枚漬け

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