みそピーが給食に出た地域は?味噌ピーナッツの発祥について紹介!

ピーナッツを甘い味噌で絡めた「みそピー(味噌ピーナッツ)」という食べ物をご存知でしょうか。一部の地域では、学校給食でみそピーを出していることもあり、子供の頃に学校給食でみそピーを食べたことがある方もいらっしゃることでしょう。本記事では、みそピーが学校給食に出た地域や、味噌ピーナッツの発祥について紹介します。

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味噌ピーナッツの発祥

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味噌ピーナッツとは、炒ったピーナッツに味噌と砂糖をからめて作った郷土料理で、別名では「ピーナッツ味噌」や「落花生味噌」などと呼ばれることもあります。また、商品名では「みそピー」や「ピーナツハニー」などがあります。

味噌ピーナッツの発祥は、落花生の生産が盛んな千葉県と茨城県の農家の人たちが、商品として出荷できない規格外の落花生を食べるために、ピーナッツを甘めの味噌に絡めて作ったのが始まりとされています。

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味噌とピーナッツはどちらも日持ちする食材なので、保存食として重宝されました。味噌ピーナッツは、おやつとしてそのまま食べたり、ご飯のおかずとして食べられています。

味噌ピーナッツは、ねっとりとした味噌と歯応えのあるピーナッツの食感の組み合わせが良く、甘い味噌が日本人にとってはどこか懐かしい味わいです。

みそピーが学校給食に出た地域は?

郷土料理の味噌ピーナッツを初めて商品化したのは、大正8年(1919年)創業の江戸甘味噌の老舗「日出味噌醸造元」が製造販売する「みそピー」です。

日出味噌醸造元は、みそピーを北関東の学校給食として納品しているので、茨城県、栃木県、群馬県の一部の地域では、子供の頃に学校給食でみそピーを食べたという方がいらっしゃると思います。また、落花生の生産が盛んな千葉県でも、学校給食で味噌ピーナッツを食べたという方が多いようです。千葉県の学校給食で提供されている味噌ピーナッツは、富士正食品株式会社が販売する「ピーナツハニー」という商品になります。

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筆者も子供の頃に学校給食でみそピーを食べた経験があり、当時のことを思い返してみると、手のひらサイズのビニールパックに入ったみそピーを、おやつのようにそのまま食べていた子供たちが多かったように思えます。

私どもの「金紋 みそピー」の納品先は、関東全域を中心に北は北海道から南は九州までございます。(ただし、関西地区では召し上がる方が少ないようです)(引用元:日出味噌醸造元WEBサイト みそピーとは

学校給食以外でも、各地域のスーパーなどでは、パック詰めのみそピーが販売されていますが、関西や四国ではなかなか受け入れられなかったため、これらの地域の学校給食でみそピーは馴染みがなかったはずです。

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