門司港焼きカレーはなぜ焼くのか?特徴を紹介!

福岡県北九州市門司区にある門司港(もじこう)レトロエリアのご当地グルメ「門司港焼きカレー」は、その名の通りカレーをオーブンで焼くのが特徴です。それでは、門司港焼きカレーはなぜ焼くのでしょうか。本記事では、門司港焼きカレーの発祥や特徴について紹介します。

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門司港焼きカレーはなぜ焼くのか?

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門司港は、九州の最北端に位置し、明治から昭和のはじめにかけて、国際貿易港として栄えた地域です。門司港駅周辺には、たくさんの洋食店が建ち並び、和洋折衷のハイカラなメニューが提供されていました。

焼きカレーの発祥については諸説ありますが、門司港の飲食関連店舗が地域の活性化を目的に活動する「門司港グルメ会」のWEBサイトには、次のような説が記載されています。

当時、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしく、美味しく仕上がったので、のちにお店のメニューとして出し、お客さんから好評を得たという逸話が残っています。(引用元:門司港グルメ会WEBサイト 門司港レトロ 焼きカレーMAP

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一説によると、焼きカレーの発祥は、昭和30年代に門司港にあった喫茶店「山田屋」とされています。門司港焼きカレーはなぜ焼くのかというと、余ったカレーをグラタン風にアレンジしたからというわけです。グラタン風に焼くところが、洋食が盛んだった門司港ならではの発想でした。

門司港は、国の重要文化財の門司港駅舎をはじめに、たくさんの歴史的建造物が残っています。これらの建物を活かしながら観光地として整備を行い、1995年(平成7年)3月には「門司港レトロ」という観光の街として生まれ変わりました。門司港レトロに行ったら、絶対に外すことのできない定番メニューが門司港焼きカレーです。

門司港焼きカレーの特徴は?

門司港焼きカレーは、いわゆる元祖のお店が明確ではないので、伝統的な味を守るというよりも、それぞれの店舗が個性豊かな焼きカレーを提供しています。

門司港焼きカレーには、はっきりとした定義があるわけではないのですが、どの店舗も「ご飯にカレーをかけてから、チーズをのせてオーブンで焼く」ということは共通する特徴です。

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店舗によっては玉子をのせたり、関門海峡でとれるフグやイカなどをトッピングすることもあります。白ご飯だけではなく、ドライカレーやバターライスを使用する店舗もあります。

門司区のインド料理店では、ナンと一緒に食べる「インド式焼きカレー」もあって、各店舗で提供する焼きカレーは千差万別です。

門司港王様焼きカレー(2食分)

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