一口に干し芋と言っても様々な種類があり、干し芋の生産量が全国トップクラスの茨城県では、見た目も味も異なるいろいろな干し芋が製造されています。本記事では、干し芋の「丸干し」と「平干し」の違いや、干し芋を冷凍のまま食べる方法などを紹介します。
干し芋の「丸干し」と「平干し」の違いとは?
一般的な干し芋は「平干し芋」と呼ばれるもので、大きいサツマイモを蒸して、平切りにスライスしてから干して作ります。
一方、「丸干し芋」と呼ばれるものは、小さめのサツマイモを蒸して、そのままの状態で干して作ります。1本のサツマイモを丸ごと干すことで、栄養価が濃縮され、甘味が強くねっとりとした食感が味わえます。このようなことが、干し芋の丸干しと平干しの違いです。
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蒸したサツマイモを平切りする際に、両端を切り落とした部分を、切り落とし訳あり商品として販売することもあります。また、蒸したサツマイモを食べやすいスティック状にした干し芋もあります。
茨城県の農家が栽培しているサツマイモの品種は、紅はるかが最も多く、紅はるかは強い甘味とねっとりとした食感が特徴です。そして、紅はるかの甘味と食感を、最も活かせる製法で作られたのが丸干し芋と言えます。気になる方は、丸干し芋の味と食感の違いを試してみてはいかがでしょうか。
丸干し芋(茨城 紅はるか 800g)
干し芋の冷凍保存
食べ切れない干し芋は、冷凍保存すると長持ちします。干し芋を冷凍保存する前に、ラップで小分けに包んでおくと、解凍した時に食べやすくなります。
冷凍した干し芋は、急に常温で解凍すると、干し芋の周りが結露してカビが発生しやすくなるので、面倒でも、一度冷蔵庫でゆっくり解凍してから食べるようにしましょう。冷凍した干し芋をすぐに食べたい場合は、電子レンジで10秒ほど温めると解凍できます。
干し芋はオーブントースターで焼くと、焼き芋のような香ばしい味わいになります。その場合は、干し芋を冷凍する前に、1枚ずつアルミホイルに包んでおくと、そのままオーブントースターで焼けるので便利です。
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干し芋を冷凍のまま食べるとアイスのような食感!
干し芋を冷凍のまま食べると、まるでアイスのような食感が楽しめます。冷凍干し芋が半分くらい解凍した状態が食べごろです。
干し芋を冷凍のまま食べても美味しいですが、バニラアイスに冷凍干し芋をトッピングすると相性が抜群です。
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