群馬県桐生市の郷土料理「ひもかわうどん」は、極端に幅の広い麺が特徴です。そのため、麺を箸で持ち上げることも、麺をすすることも難しいので、初めてひもかわうどんを食べる方は、食べにくいと感じことが少なくありません。本記事では、幅広うどんを食べ慣れていない方のために、ひもかわうどんの食べ方のコツを紹介します。
ひもかわうどんが食べにくい時の食べ方のコツ
群馬県桐生市の郷土料理である「ひもかわうどん(単に”ひもかわ”とだけ呼ぶこともある)」は、極端に幅が広い平打ちうどんで、麺の幅は5mmから15cmを超えるものまであります。
麺の幅が5mm程度でしたら、そこまで食べにくいわけではないですが、麺の幅が10cm以上のひもかわうどんは、もはやうどんとは別の食べ物です。ですから、通常のうどんと同じ食べ方で、ひもかわうどんを食べようとすると、非常に食べにくいと感じものです。
ひもかわうどんに決まった食べ方はないので、基本的には、ご自身が食べやすいやり方で良いと思いますが、ここでは、食べにくいと感じ方のために、ひもかわうどんを上手に食べるコツについて紹介します。
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ひもかわうどんは麺の幅が極端に広いので、通常のうどんの麺のようにすすることができません。ですから、ひもかわうどんのつけ麺は、まず初めに麺を食べやすい大きさに折り畳んでから、その麺をつけ汁につけると良いでしょう。そして、その麺をすするのではなく、まるでワンタンを食べる時のように、折り畳んだひもかわうどんの麺にかぶりつきます。
そもそも、ひもかわうどんの麺は幅が広過ぎて、通常のうどんの麺のように汁が絡みません。そのため、ひもかわうどんはすするのではなく、食べやすい大きさに切ったり折り畳んだりした麺を、汁につけて食べるのポイントになります。
一度食べるとクセになるひもかわうどんの食感
ひもかわうどんは、なぜ食べにくい思いをしてまで、極端に幅の広い麺を食べるのでしょうか。それは、ひもかわうどんの麺には、独特の味わいがあるからです。
ひもかわうどんの麺は、小麦粉と水と塩からできているので、使われている原料は通常のうどんの麺と同じです。しかし、通常のうどんと比べて、ひもかわうどんの麺は非常にコシが弱く、麺の表面が滑らかで、つるりとした食感が特徴です。
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ひもかわうどんの麺は折り畳んでかぶりつくと、通常のうどんをすする時とは、全く違った食感と味わいがあります。柔らかくツルツルした食感は、一度食べるとクセになる美味しさです。群馬県桐生市を訪れる機会があったら、本場の幅の広い麺のひもかわうどんを食べてみてはいかがでしょうか。
本場桐生ひもかわうどん(乾麺タイプ4袋・濃縮つゆ8袋付き)
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