千葉県野田市発祥のご当地グルメ「ホワイト餃子」。ホワイト餃子は、通常の焼き餃子とは何が違うのでしょうか。本記事では、ホワイト餃子と通常の焼き餃子の違いや、ホワイト餃子の料理名に、なぜホワイトが付いているのかについて紹介します。
ホワイト餃子と通常の焼き餃子の違い
ホワイト餃子は、千葉県野田市に本店を置く餃子専門店「ホワイト餃子店」の看板メニューです。通常の焼き餃子とは違い、ホワイト餃子は丸みのある俵形をしているのが特徴です。
見た目の違いだけではなく、ホワイト餃子の作り方も通常の焼き餃子とは全く違います。一般的な焼き餃子の焼き方は、途中で蒸し焼きにする工程がありますが、ホワイト餃子は蒸し焼きにする途中で、油を注いで揚げ焼きにします。
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餃子をお湯で蒸し焼きしている途中で油を入れると、お湯と油が混ざり合って中に細かな気泡がたくさんできるので、白くにごったように見えます。その後、3分ほど強火で加熱すると、お湯が蒸発して油が透明に戻ります。(参考資料:ホワイト餃子グループ ホームページ 調理方法)
ホワイト餃子は、焼き餃子と揚げ餃子の中間のような調理法を行います。この独自の調理法により、外側はサクサクで、中はモッチリとしてジューシーな独特の食感が楽しめます。
ホワイト餃子は、厚めの皮の中に野菜(キャベツ、白菜、にら、ねぎ、たまねぎ)がたっぷり入っているので、一口噛むと中から野菜の優しい甘味が口いっぱいに広がります。
ホワイト餃子はなぜホワイト?
ホワイト餃子は、こんがり油で揚げて仕上げているので、美味しそうなキツネ色をしています。それなのに料理名がなぜホワイトなのでしょうか。確かに調理する前の餃子の皮は白ですが、それはホワイト餃子以外の通常の餃子も同じです。
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ホワイト餃子がなぜホワイトなのかについては、餃子好きの間では有名な話で、ホワイト餃子店の創業者が白(パイ)さんという中国人から餃子の作り方を学んだから、料理名にホワイトと付いているのです。
もともとは、中国人の白さんから作り方を教えてもらったのは水餃子でした。そこから日本人の味覚に合うように改良を重ねて、独自の料理法で作るホワイト餃子が誕生しました。
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