ウスターソースのルーツは19世紀初頭の英国・ウスター市、醤油のルーツは古代中国にありますが、日本のソースと醤油は様々な味へと進化していき、今や日本だけの調味料として確立しています。日本全国に多種多様な調味料が存在し、日本人に馴染みのあるソースと醤油でさえも、次々と新しい味の商品が生まれています。本記事では、おすすめのご当地ソースとご当地醤油を紹介します。
おすすめのご当地ソース
越中高岡コロッケソース
この商品はコロッケ専用ソースです。何でコロッケ専用ソースが必要かっていうと、この商品ができた高岡市は、たくさんのコロッケを食べる所なのです。富山県高岡市はコロッケ消費量が全国トップクラスです。そんな文化からコロッケ専用のソースが生まれたわけです。甘めの味付けはコロッケにぴったりなので是非1度お試しください。
ヘルメス ウスターソース
大阪のご当地ソースはたくさんありますが、その中でもお勧めなのが『ヘルメス ウスターソース』です。オリジナルブレンドの香辛料がピリッと辛めで、焼きそばとの相性も抜群です。
Sponsored Links
しょース
関西で有名な「泥ソース」を作っているオリバーソースが新たに開発した進化系調味料です。見た目はウスターソースで後味が醤油という、和風のウスターソースといった味わいです。関西の粉もの食文化に欠かせないソースに、日本人の味覚に馴染み深い醤油を足したという感覚です。この商品は、オリバーソースで「泥」と呼ばれるウスターソースの沈殿物を入れているのが特徴です。見た目の色は濃いですが、醤油やウスターソースより塩分は控え目です。香ばしい味わいなので、焼きそばの味付けに使って相性ぴったりです。(オリバーソース公式オンラインショップ しょース)
ミツワソース
広島のソースと言えば、今では全国のスーパーの店頭に並ぶ「オタフクソース」なのですが、最近注目されているのが『ミツワソース』です。この商品には、お好みソースや焼きそばソースなどいろいろな種類がありますが、濃厚な風味とアッサリ感を合わせ持つ味わいが特徴です。広島にはお好み村という場所があり、そこの全店でミツワソースを使っています。
太陽ソース
昔ながらの木桶で熟成させる製法で大量生産するのが難しいことから、東海三県(愛知、岐阜、三重)と静岡県でしか販売されいない幻のソースです。
ご当地グルメに人気の「富士宮やきそば」のソースに使われていることが多いです。香辛料は原型のまま仕入れて、製造の直前で粉末にしているので、香り高い味わいになっています。
おすすめのご当地醤油
透明醤油
熊本の老舗醤油メーカーが創業150年の節目に開発した全く新しい醤油が『透明醤油』です。文字通り透明の醤油ですが、醤油本来の香りやコクはそのまま残っている不思議な醤油です。醤油が透明なことで料理に使う食材の色を損なわずに済むことや、うっかり醤油をこぼしてもシミになりにくい。
Sponsored Links
佐賀海苔とろとろしょうゆ
この商品は、醤油1本(150ml)につき、有明海の海苔(全型サイズ)を2枚半使用が入っています。たっぷりと海苔の味わいを楽しめます。商品のとろみは海苔の繊維質のとろみだけで作られています。海苔の旨味成分を活かした甘めの味付けで、ご飯との相性もぴったりです。通常の醤油と比べて塩分が4分の1程度なのも嬉しいポイントです。
お勧めの食べ方は、卵かけご飯に、佐賀海苔とろとろしょうゆをかけて食べると、海苔の風味と醤油の深い味わいを楽しむことができます。(丸秀オンラインストア 佐賀海苔とろとろしょうゆ)
麹の魚醤
創業110年の兵庫県の醤油メーカーが開発した新しい調味料が『麹の魚醤』です。魚介を発酵させて作った魚醤と、麹を組み合わせることで、独特のクサミを軽減しています。大豆と小麦で麹を作り、その中に魚介を合わせ約1年間自然発酵させています。動物性のイノシン酸と植物性のグルタミン酸の2種類の旨味を凝縮した新感覚の調味料です。日本海山陰沖でとれた魚介で作る魚醤は全部で7種類(ノドグロ、ゲンゲ、タコ、甘エビ、ハタハタ、香住ガニ、ホタテイカ)もあります。
Sponsored Links
おすすめの記事
「いぶりがっこ」と「たくあん」の違い!「たくあん」を燻製しても「いぶりがっこ」にはならない!