那須塩原市「とて焼き」とは?クレープとの違いは?

栃木県那須塩原市の塩原温泉郷で提供されているご当地グルメ「とて焼き」は、見た目はクレープと似ていますが、使用する生地や中身に違いがあります。とて焼きは、甘い「スイーツ系」と食べ応えのある「フード系」の2種類に分けられ、各店で個性豊かなとて焼きが提供されています。

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那須塩原市「とて焼き」とは?クレープとの違いは?

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とて焼きとは、栃木県那須塩原市の塩原温泉郷で販売されているクレープ風のご当地グルメです。とて焼きの見た目はクレープに似ていますが、生地や中身が違います。

クレープは、小麦粉、牛乳、卵、砂糖を混ぜ合わせた生地を、鉄板の上で薄く伸ばして焼き上げますが、塩原温泉名物のとて焼きは、一般的なクレープ生地よりも厚く、フワフワ食感のスポンジ生地を採用しています。

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とて焼きの生地の材料は、提供する店舗によって異なりますが、基本材料は小麦粉に那須塩原市産の牛乳と卵を加えて作ります。

もともと、とて焼きは塩原温泉郷にある饅頭店が、地元の複数の店舗と協力し合って考案された食べ物なので、洋風のスポンジケーキと言うよりも、和風のどら焼きの生地やカステラに近い食感です。とて焼きの厚い生地は食べ応えがあって、クレープの食感とは全く違います。

とて焼きの中身はスイーツだけじゃない!

一般的なクレープの中身は、生クリームにイチゴやキウイ、バナナなどのフルーツをトッピングしたスイーツ系のものが多いですが、塩原温泉名物のとて焼きは、スイーツ系以外にも、肉や魚、野菜などを使ったフード系のものもあります。

とて焼きの中身は、提供する店舗によって様々です。和菓子屋では、餡子やきな粉、黒みつ寒天などを使ったり、旅館では地鶏のつくねや野菜を使ったり、さらに寿司屋では、酢飯にマグロやイクラなどを加えた手巻き寿司風のとて焼きまであります。

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とて焼きの中身は、各店で様々な食材を使用しますが、生地はラッパ型に包むという特徴があります。この包み方は、那須塩原市の温泉街を走る「トテ馬車」に付いていたラッパ型のクラクションを模したもので、とて焼きという名前の由来になっています。

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