食べるラー油の具材は、ラー油で漬けているのにカリカリ食感のままなのはなぜなのでしょうか。本記事では、食べるラー油の具材がカリカリ食感な理由と、食べるラー油の残った油の活用法について紹介します。
食べるラー油の具材がカリカリなのはなぜ?
食べるラー油には、ガーリックチップやアーモンドチップ、柿の種などが入っていることがありますが、これらの具材はラー油に浸しているのに、なぜカリカリ食感のままなのでしょうか。
その理由は、これらの具材に水分がほとんど含まれていないからです。たとえば、野菜を天ぷらにした時に、揚げ立ての時は衣がカリカリしていますが、時間が経つと野菜に含まれている水分が衣の内側から入り込んで、しんなりした食感になってしまいます。唐揚げも同様に、鶏肉に含まれる水分が原因で、時間が経ちとカリカリ食感が失われていきます。
食べるラー油は、スライスしたニンニクをじっくり加熱して水分を飛ばしてからラー油の中に入れているので、カリカリ食感のまま保存できます。
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ご家庭で食べるラー油を手作りする際には、すでにカリカリに揚げてあるガーリックチップを使うと良いでしょう。ご自身で調理する場合は、スライスしたニンニクを弱火で焦がさずに加熱し、しっかりと水分を飛ばすことが、カリカリ食感の食べるラー油を作るポイントです。
カリカリに加熱したガーリックチップをラー油の中に漬けると、水分が入ることがないので、カリカリ食感の状態を保つことができます。
食べるラー油の残った油の活用法
食べるラー油を食べ終えると、油だけが余ってしまうことがよくあります。この残った油の活用法はいくつかあるのですが、最も簡単な使い方は、余ったラー油の賞味期限が切れていないのであれば、ガーリックチップや柿の種、海苔などのお好みの具材を残った油に追加して、新たな食べるラー油を作るという方法です。
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残った油には、ニンニクの香りや旨味が染み込んでいるので、新たに具材を入れるだけで美味しくいただけます。新たに追加する具材は、料理サイトなどに掲載されている、食べるラー油に使用する具材を参考にしてみると良いでしょう。
また、食べるラー油の残った油は、中華料理の味付けにも使うことができます。たとえば、チャーハンや炒め物を調理する際には、最初に油でニンニクを加熱して香り付けをしますが、食べるラー油の残った油には、すでにニンニクの香りが付いているので、残った油をそのまま使うだけで、中華料理の香り付けになります。
カリカリ食感の食べるラー油
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